最大割引でマイプロテインを購入する

昇格試験の論文を合格した例文を公開します

paper_assesment_alt

この記事で言いたい事
  • 論文のテーマは会社の課題を的確にとらえそれに対する提案をする
  • 非現実的な提案はダメ。組織のリソース・人材育成を通して実践できるように
  • 曖昧な提案ではだめ。具体的な提案につなげる
  • テーマを与えられてから考えていては遅い。普段から問題意識を持つ
  • 同テーマ本を読んで不足分のショートカットを

こんにちわ、ウリボ(@uribo52)です。

昇格試験の論文ってほんと、何を書いていいのか分からないですよね・・・上司から色々な情報をもらうのですが部署が違っていたりするとイメージできなかったりととにかくモヤモヤでした。

そんな時に限って仕事が忙しく、ゆっくり考える暇もなく時間だけが過ぎていく。

私も同じ状況で仕事は忙しいわ、上司の添削に追われるわで本当にしんどい思いをしました。

みなさんが同じ状況にならないように少しでも助けになればと思い記事にしましたので参考にしてもらえると助かります。

クロールくん

俺、国語全然アカンねん・・・
僕も唯一通信簿で5が取れなかった教科の1つなんだよね~ブログも書くのがしんどかったのに、論理的になんて・・・(-_-;)

ウリボくん

昇格試験の論文のテーマ

管理職における、昇格試験の論文のテーマは以下のような場合が多いです。

経営戦略を達成するために、自部門で考えられる課題と課題解決に向けた管理職としての役

と、細かい部分は違うものの前職で書いた小論文と現職で書いた小論文とテーマはほぼ同じでした。

論文の量は800字が多いのではないかと思います。

また、人事部が直接添削する場合と外部の業者に採点を任せるケースがあり、前職の時は外部の業者の採点、現職の時は人事部が直接採点する形でした。

さらに、1つの会場に集めて一斉にやるパターンと、お題が与えられて期日までに提出するパターンもあります。前職の時は外部の業者による採点だったので全社、現職は後者でした。部長によるレビューがありました。

この辺は会社によって色があると思いますので上司に必ず確認をしておきましょう。

クロールくん

集められてやるほうが一瞬で終わるからそれはそれでいいかも。
僕も唯一通信簿で5が取れなかった教科の1つなんだよね~ブログも書くのがしんどかったのに、論理的になんて・・・(-_-;)

ウリボくん

ポイントとしては3つあります。

  • 自部門が抱える課題を明確にする
  • 課題達成に向けて組織をどう動かすか
  • 課題達成に向けて人材をどう育成するか

普段の仕事をしていると課題なんて山ほどありますが、実は現場視点の課題ばかりで経営視点の課題にあまり目を向けて仕事できていないということを認識されられました。

また、論文を書く時点で考えていては少し手遅れかもしれません。なぜなら並行して他の試験の準備も始めなければならず、なかなか時間を割けない可能性があるからです。

普段から自身の課題を整理したり、経営戦略から見て自分の課題がどうつながっているのか考えておく必要があるでしょう。

論文を構成・構想するポイント

管理職における、昇格試験の論文を構成するときのポイントとして以下の4点があげられます。

  • 現状分析を十分に行う
  • 自身の期待役割を理解する
  • 上記2つを元に課題を形成する
  • 解決に向けたアプローチを考える(一般論はダメ)

前半の3点が論文の骨子になるところであり、自身の軸となるところでもあるので丁寧に何度も考えていきます。

その構造を絵にかいてまとめてみるのがおススメです。

先ほども言いましたが日々の改善活動などを聞きたいわけではないので「経営目線」で自身の組織や人材を活かして課題解決に向けてアクションにつなげられるかがポイントです。

抽象的な一般論や他人事にならないように、最終解決の主体である「自身」がどのようにリード・貢献していくのかが大切です。

例えば、人材育成の点で述べていくなかでよくあるケースが

日頃のコミュニケーションを強化してプロジェクトを推進する

と表現しがちですがこれではまだまだ抽象的すぎます。

プロジェクトの要所で進捗および成果物をレビューし、予定と実績の差異に関して指示を出す

具体的に、そして戦略的に組織を強くする術を説明していく必要があります。

最初の壁!論文の書きだし方

最初の1文をどう始めたらいいのか分からず、筆が進まない人が多いのではないでしょうか。

私も同じく最初の1文が書けず、ずっとモヤモヤとしてしまいました。

ということで、論文の最初の書きだし方は上述のテーマをベースにいかにサンプルで書いてみましたので参考にしてください

経営戦略に当部が貢献していくための推進課題を挙げ説明をする。・・・・・

どうですか?

これで全然OKです。

最初が書ければあとはスラスラいけるはずです。あまりこだわらずシンプルに書いてください。

次はいよいよ、合格した昇格試験の論文構成について説明をしていきたいとおもいます。

合格した昇格試験の論文構成例

そのまま載せてしまうのが一番楽なのですが、さすがに身バレしてしまうので構成に影響のない範囲で内容を変更して説明をしていきたいと思います。

まず、論文をざっと書いていますので読んでみてください。

昇格試験論文例

経営戦略に当部が貢献していくための推進課題を挙げ説明をする。 近年、当社の売上/利益共に成長率は鈍くなっている。その理由の1つが当社の個々の強みを融合できていない点だと考えられる。開発部門が製品の機能拡充・性能を向上させてきたこと、サービス部門が直販による細かいアフターフォローをしてきたこと、生産部門が各海外拠点に工場を作り機械部品の安定供給をしてきたことなど、個々の分野で顧客に価値を提供し成果を掴んできた。今後は激しい競争に勝ち抜くために、当社の様々な強みを組み合わせて新しい価値を生み出し、競争優位性を確保する必要がある。 今後、当部で貢献できるポイントは社内の様々なデータをつなぎ、自部門だけではできなかった価値を生む支援をすることだ。しかし、社内でも同じ情報が組織単位に管理されており、組織間でデータが分断している。例えば、製品の需要予測を行う際には、開発部門が持つ設計情報とサービス部門が持つ製品の設置情報/部品の故障率が必要となる。しかし、海外拠点によって同じ機器に違うコードが採番されておりデータをつなげることができていない。その背景として個々の部門が市場の要求にスピーディーに応えようとするあまり、次第に部分最適の思考に陥ってしまったと考えられる。当社が急激に成長していた時には最善策であったが、今後は組織間で協調しながら”全体最適の視点”を持つ必要がある。 よって、私は以下のような施策を通して各部門の支援および新しい組織風土の醸成を行いたい。1つ目はグローバルに統合されるデータを維持管理することだ。顧客や設計情報など統合されたデータは、組織間で調整をしてデータを維持する必要がある。国内外の多数の関係者と調整をすることになるが、私の強みである海外駐在や大規模プロジェクトの運営経験を活かしたい。2つ目は広い視点を持った IT 技術者を育成することだ。社内全体のデータの流れを理解し、全社視点を持ち担当業務領域のIT支援を行えるようにする。これらの施策により、組織間のデータをつなげ、自部門だけではできなかった価値の具現化を支援する。最終的には関係者がその成功を実感してもらうことで、組織間で共に考え共に創る文化を醸成していきたい。 

さあ、どうでしたか。これで約930文字で少し超過していますが、そんなにストイックには800字制限はないと思います。

それでは、上記の論文を少し分解し1つずつ解説をしていきましょう。

まず、

経営戦略に当部が貢献していくための推進課題を挙げ説明をする。

ここは、与えられたテーマに対して説明していくための枕詞になります。ここをダラダラ書いても意味がないのでできるだけ簡潔に書きましょう。

次に

近年、当社の売上/利益共に成長率は鈍くなっている。その理由の1つが当社の個々の強みを融合できていない点だと考えられる。

とあります。

ここでは拡大戦略を推進する会社の経営戦略に対してのギャップを定義して、その理由を簡潔に説明をしています。

経営も一番の問題は何なのかというのが分からず、それを管理職層に求めています。ここに自分なりの視点が必要となってきます。

次に個々の強みで伸びてきたこれまでの経緯を肉付けしています。

開発部門が製品の機能拡充・性能を向上させてきたこと、サービス部門が直販による細かいアフターフォローをしてきたこと、生産部門が各海外拠点に工場を作り機械部品の安定供給をしてきたことなど、個々の分野で顧客に価値を提供し成果を掴んできた。

読み手に「確かにうちの会社はそうして成長してきたなあ」と実感してもらうことを狙いとしています。

そこから、今後は価値と価値を組み合わせていく必要性を改めて宣言をしています。

今後は激しい競争に勝ち抜くために、当社の様々な強みを組み合わせて新しい価値を生み出し、競争優位性を確保する必要がある。

ここから会社としての経営課題を自部門の課題に落とし込みます。

今後、当部で貢献できるポイントは社内の様々なデータをつなぎ、自部門だけではできなかった価値を生む支援をすることだ。しかし、社内でも同じ情報が組織単位に管理されており、組織間でデータが分断している。

自部門でも会社の縮図のような問題が発生していることを説明します。つまり、これを解決することで自部門の課題を解決するとともにそれが経営課題への解決にもつながるというロジックです。

次は自部門の課題の具体例です。

例えば、製品の需要予測を行う際には、開発部門が持つ設計情報とサービス部門が持つ製品の設置情報/部品の故障率が必要となる。しかし、海外拠点によって同じ機器に違うコードが採番されておりデータをつなげることができていない。その背景として個々の部門が市場の要求にスピーディーに応えようとするあまり、次第に部分最適の思考に陥ってしまったと考えられる。当社が急激に成長していた時には最善策であったが、今後は組織間で協調しながら”全体最適の視点”を持つ必要がある。 

後半は現場の課題から何が言えるのかを説明しています。

つまり、これまでは拡大路線をスピーディーに推進するために個別最適で市場の要求に答えて結果を出してきた方法が通用しなくなってきていて、個々の価値を組み合わせてさらなる価値を出し飽和しつつある市場でさらなる競争力をつける必要性を提言しています。

このコンセプトで自分の組織・人材を個別最適から全体最適の視点に変えて仕事ができるように変革を宣言します。

よって、私は以下のような施策を通して各部門の支援および新しい組織風土の醸成を行いたい。

つぎに組織の中での具体的な施策を説明します。

1つ目はグローバルに統合されるデータを維持管理することだ。顧客や設計情報など統合されたデータは、組織間で調整をしてデータを維持する必要がある。国内外の多数の関係者と調整をすることになるが、私の強みである海外駐在や大規模プロジェクトの運営経験を活かしたい。2つ目は広い視点を持った IT 技術者を育成することだ。社内全体のデータの流れを理解し、全社視点を持ち担当業務領域のIT支援を行えるようにする。

ここで、全体最適の視点で見る組織の話、自身の強みを活かしてそれを実行できること、そして人材育成の話とすべてをつなげて説明をします。これらに抽象性はなくすべて具体的に述べているのもポイントです。

最後がまとめとなります。

これらの施策により、組織間のデータをつなげ、自部門だけではできなかった価値の具現化を支援する。最終的には関係者がその成功を実感してもらうことで、組織間で共に考え共に創る文化を醸成していきたい。

ここで、縦割りで分業をして効率的に会社を成長させてきた組織文化を見直すことで、さらなる成長へ促すことができることをまとめていきます。

論文に沿って説明していきましたが、少し簡単に小論文の構造を図にしてみました。(スマホで読んでいただいている皆様には読みにくくなり申し訳ありません。)

 

ogic_tree_for_document_alt

このように論文に書く前に自分の頭の整理に使うのにおススメです。

論文を書き進めるにあたってのおススメ本

時間がない人はこちらか、私の上記の論文ベースに構成することをおススメします。

少し時間のある人は昇格に特化した論文の書き方ノウハウ本です。僕もお世話になりました。

少し腰を据えて構想を考える余裕のある人はこちらを参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんの論文の筆を進めるのに役立っていれば幸いです。

このように思考する癖は論文を書くときに限らず、管理職になれば忙殺される仕事の片隅のどこかで意識していく必要があります。

この機会を受け身で捉えて取り組むよりも、前向きな姿勢で取り組むことで結果的に質の高い論文に仕上がるのだと私は思っていますので、頑張ってください。

当ブログの記事を読んで役に立ったと思っていただければ下の各SNSでシェアしていただけると嬉しいです。

読んでくれる方の数が多くなると、更新するヤル気に繋がります(*^_^*)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA